Tuesday, June 26, 2007

Behind Enemy Lines: Axis of Evil

このサイトを更新するのは、かれこれ一年ぶり。この一年、まったく映画を見なかったってわけでもないのだが、DVDを改めて借りて自分のコンピュータで再生し、画面をキャプチャーして、ここにコメントを残すという作業が、どこか面倒くさく感じてしまってサイトの更新が滞った。まぁ、それはこのサイトにとっては余談なので本題に入る。この映画、邦題は「エネミー・ライン2 -北朝鮮への潜入」と言う。実はこのサイトには記録を残していないが、同じく「エネミー・ライン」という題名の映画は、ジーン・ハックマンが渋いところを見せていて、褒められた映画ではなかったが、まぁ見れるということでIMDbでも4点を入れていた。点数が低いのは単に主役のオーウェン・ウィルソンがヘボすぎただけであった。んで、この映画、タイトルに「2」と入っている。えっと、続編が出来るような物語だったっけ、と思いながら見てみた。結果は最悪である。IMDbに残した点数は1点とした。ったくなんなんだよ。そもそもこういうストーリーで映画を作るという企画にお金が出ること自体おかしい。っていうか脚本がむちゃくちゃで、何が描きたかったのかさっぱりわからない。そういう意味で1点な映画だ。CGもふんだんに使っているし、北朝鮮っぽさを出すためにあっちこっちでロケもやってるし、爆発もあれば、大掛かりなセットも作られている。だけど馬鹿馬鹿しく、情けないほどステロタイプな絵作りと、まったく話がつながらない物語。そもそもなんで手の甲に釘を打ち込まれ、何の治療もしないのに、その次の日に普通に銃を構えて打てるのか、とか、なんでミサイル基地まで、悠々とドライブしてんのか、とか、なんで核爆発規模の爆発を起こしたのに逃げてるジープが燃えないの?とか、無線機も何にもかも失っていたのにどうして友軍の救助に出会えるの?とか、とかとか、もう無茶苦茶いい加減な映画なわけです。まぁ出ている俳優もみんなテレビっぽいし、途中で何度も止めようと思いつつ見続け、結局、見終わった瞬間に思ったのは「金かえせー」だった。この映画を作ったプロデューサー、逝ってヨシです。はい。

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